カセットコンロは避難所で使えない?原則禁止される理由と在宅避難での活用法

カセットコンロは避難所で使えない?原則禁止される理由と在宅避難での活用法

皆さん、カセットコンロはお持ちですか?
私はもちろん持っています。普段はお鍋を作ったり、強い火力で玉子焼きやだし巻き卵を作ったりしています。

防災時にも頼もしい存在ですよね。
停電のときにお湯を沸かしたり、ちょっとした調理をしたり。
あたたかいスープが飲めたら、それだけでほっとできそうです。

でも実は…避難所では使えないことが多いって知っていましたか?
私も最近、防災体験施設「そなエリア東京」で知って驚きました。
理由を調べてみたので、今日はそのお話をしたいと思います。

施設によっては屋外調理スペースがあったり、条件付きで使えるところもあります。
避難所に行く前に自治体や施設のルールを確認しておくと安心です。

目次

避難所でカセットコンロが禁止される主な3つの理由

1.避難所内は火気厳禁で火災リスクが高い

室内で大勢が生活するため、火災防止の観点から火気使用は禁止されていることが多いそうです。

2.ガスボンベは危険物扱いで持ち込み禁止の場合がある

カセットボンベは危険物扱いとなり、そもそも避難所に持ち込めない場合があります。

3.換気不足による一酸化炭素中毒の危険性

体育館や公民館などは換気設備が十分でないことも多く、一酸化炭素中毒を防ぐため使用が禁止されることがあります。

屋外でも使用が難しい理由

「じゃあ外ならいいのでは?」と思うかもしれませんが、実際には難しいようです。

調理のにおいや音が周囲の迷惑になる

不特定多数の人が生活する場では、調理によるにおいや音が周囲の迷惑になることがあります。

「貸して・分けて」と頼まれる可能性がある

非常時は、持っている人・持っていない人の差がはっきりします。

見える場所でお湯を沸かしていれば、「赤ちゃんのミルクを作りたいから、少しお湯を分けてもらえませんか?」などと声をかけられることもあります。

もちろん、気持ち的には助けてあげたい…。でも、自分の分の燃料(カセットガス)や食料(水など)も限られています。

一度貸すと、「じゃあ次も」と頼まれることもあり、どこまで応じるかの線引きがとても難しいと思います。

私自身、いざその場になったら、はっきり断れるか…正直自信がありません。

なので、外での使用もあまりおすすめしません。

そもそも持ち込み自体が禁止されている場合もある

そもそも、避難所のルールとしてカセットコンロやカセットガスの持ち込みを禁止しているところも少なくありません。

持ち込む場合は、事前に避難所へ確認しておくと安心ですね。

車中避難の場合

車内は火災・一酸化炭素中毒のリスクが高い

車内での使用は火災や一酸化炭素中毒の危険があるため、おすすめできません。

車外でも周囲の状況に注意が必要

車外でも、他の避難者がいる場所では同じようなトラブルが起こる可能性がありますので、周りの様子を見ながら使用してください。

カセットコンロは在宅避難向けの備え

カセットコンロが本領発揮できるのは、やはり在宅避難のときです。
自宅なら換気をしながら安心して使えますし、においや音もご近所に迷惑はあまりおかけしないと思います。

在宅避難での主な活用例

  • 備蓄水でお湯を沸かす
  • 早めに消費したい冷蔵庫の食材を調理
  • 温かい飲み物や煮込み料理

まとめ:避難所で使えない理由を知って備えを見直そう

皆さん、どうでしたか?
カセットコンロやカセットガスは、避難所によっては持ち込みできないことがあるんです。

でも、せっかく準備したのに使えないとなると、やっぱり悲しいですよね。
お金もかけたし、重い荷物になるのを承知で持ってきたのに…。

もちろん、状況や地域によって対応はさまざまです。
それぞれのやりやすい方法で、防災の形を見つけていただけたらと思います。

今後も「防災に正解はない」「できることを、できるときに備える」をモットーにお届けしていきます。

この記事が、ほんの少しでも皆さんの安心につながればうれしいです。

参考文献

https://www.jfra.or.jp/pdf/news_20230306.pdf?utm_source=chatgpt.com

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※この記事の一部文章および画像はAIツールを活用し、最終的な編集・確認は筆者が行っています。

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