投資って、「いくらくらいから始めればいいのか」迷いますよね。
私も最初はわかりませんでした。
私の場合、生活防衛費や将来の支出を整理してから、ようやく安心して投資を始められるようになりました。
この記事では、初心者でも不安なく続けられる投資金額の考え方を、3ステップでご紹介します。
投資金額を決められないのは「不安」があるから
NISAや投資に興味はあるけれど、
- いくら投資すればいいのかわからない
- この金額でいいのか不安
- 将来や年金が心配
こんな気持ちを抱えていませんか?
私も同じでした。だからこそ「安心できる順番」で考えるのが大切だと思います。
私が投資=怖いと思っていた頃の話
私が子どもの頃は、バブル経済の名残がまだありました。
でも、成長する頃には「株が紙切れになった」「不動産が不良債権になった」というニュースばかり。
そんな環境で育った私は、投資=お金が一瞬でなくなるものというイメージが強く、NISAやiDeCo、ビットコインといった言葉が出てきても「自分には関係ない」と思っていました。
でも、将来や年金のことが気になり、思い切って投資を学び始めました。最初は少額から。
「コツコツ&安心重視」なら続けられると気づいたのです。
投資金額の考え方|安心の3ステップ
私の投資方法は、リスクを抑えてコツコツ積み立てるスタイルです。
【STEP1】まずは「生活防衛費」を確保する
急な失業や病気でも生活を続けられるように、月の生活費×3〜6か月分を準備するのが目安です。
- 独身:3〜6か月分
- 夫婦のみ:3〜6か月分
- 子育て世帯:6か月分
例)生活費が月30万円なら、生活防衛費として180万円を確保。
我が家は地方暮らしで車も2台あるため、6か月分を普通預金で備えています。
この金額を普通預金で確保しておくと、万が一のときにも慌てずにすみます。
私は心配性なので、さらに「10年以内に使う予定のあるお金」も別枠で用意しています(詳しくは次のステップで紹介します)。

【STEP2】「10年以内に使うお金」を分けておく
車の買い替え費用、税金、車検代、家電の買い替え、子どもの教育費など、近い将来必要になるお金は投資に回さず確保しておきます。
我が家は地方暮らしで車が2台あるため、特に車関係の出費は事前に確保しています。
この資金は、普通預金より金利が良い定期預金で管理しています。
【STEP3】 残りを投資にまわす
生活防衛費と10年以内のお金を確保したら、残りを投資に使います。
これなら投資で一時的に資産が減っても、生活には影響しません。
証券会社によっては100円から積立投資ができるので、少額でも「まず一歩始める」ことが大切。
毎月1万円など、自分のペースで無理なく続ければ十分です。
我が家は貯金に回す額の半分を貯金・残り半分で積み立て投資をしています。
まとめ:安心して投資を続けるために
投資額は、人によって答えが違います。
ただ、私が安心して続けられるのは、「生活防衛費」と「10年以内に使うお金」を確保したうえで投資するからです。
投資額に「これが正解」という答えはありません。
でも、生活防衛費+10年以内に使うお金を確保したうえで残りを投資すれば、不安を減らしてコツコツ続けられます。
「いくらから始めればいいの?」と迷っている方は、まずは毎月の生活費を計算してみてください。
それが、安心して投資を始める第一歩になります。
